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旅の車窓から

ドイツ ミュンヘン・フランクフルト編

ドイツ ノイシュバイシュタイン城からロマンチック街道をミュンヘン・ローテンブルグへ、ハイデルベルグからライン川クルーズを経てフランクフルトまでご案内します。


南ドイツの旅

1997年の夏に7泊8日のパッケージツアーで、オーストリアから南ドイツへ行きました。

ドイツはヨーロッパ中北部に位置する共和国です。第2次世界大戦の敗戦ののち、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)とドイツ民主共和国(東ドイツ)に分裂しましたが、ベルリンの壁崩壊後の1990年8月、統一条約に調印し、10月3日にふたたび統一国家ドイツ連邦共和国となりました。面積は日本より少し狭い37.7万平方キロ、人口は日本の2/3の8100万人余りの国です。

オーストリアのザルツブルグから国境を越え、ロマンチック街道の南の起点、フュッセンをめざします。両国はECに属しており、国境でのパスポートチェックもなく入国できました。

オーストリア・ドイツ国境

※ 5ページ目の末尾にそれぞれリンク先を設けました。
詳しく知りたい方はご利用ください。


フュッセンからミュンヘンへ

アルプスのふもとフュッセン郊外の丘の上には、ロマンチック街道最大の見所、ドイツで最も美しいと言われディズニーのシンデレラ城のモデルともなった白鳥城、バイエルン国王ルートヴィッヒ2世が1869年〜1886年に築城したノイシュバインシュタイン城がそびえています。

一般車両が入れるのは丘の下の駐車場まで。ここに、ルートヴィッヒ2世が幼少期を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城が建っています。

駐車場とノイシュバインシュタイン城の間は、専用の小型バス、馬車、徒歩のルートがありますが、登りがバスで下りが徒歩のコースが一般的です。城の入り口では、ドイツ語、英語、フランス語、日本語の言語別に長蛇の列が伸びており、ここにに並んで入城を待ちます。城内は、大きなシャンデリアのある王座の間や寝室、ホールなど各部屋ごとに言語別の集団で移動し、テープによる説明があります。

ホーエンシュヴァンガウ城 ノイシュバインシュタイン城

バスは、フュッセンからローテンブルクに向けてロマンチック街道を北へ走ります。宿泊のため、途中からそれてバイエルン地方最大の都市、ミュンヘンに立ち寄りました。夕食はもちろんビヤホールです。

市の北部には、ミュンヘンオリンピックの会場となったオリンピック公園があり、シンボルの高い塔がそびえています。また、北西部には歴代王家の夏の離宮だった美しいニンフェンブルク城があり、広大な庭園が広がります。

   
オリンピック公園のタワー     ニンフェンブルク城