“中国上海の都市型高架鉄道明珠線”


上海は中国最大の都市、発展を続ける中国経済の中心です。初めて中国を訪れた'91年当時は、人口1300万人の公共交通機関は2両連結のバスやトロリーバスで、ぼろぼろの車体に1日中満員の乗客を詰め込み、混雑を極めていました。

'95年には、市の中心からやや北寄りにある上海駅を起点に南から南西方向に向かう地下鉄1号線が開通し、今では華庄まで開通しています。

市街地の西にある在来の虹橋空港と、東の郊外にある新しい浦東空港をむすぶ目的で地下鉄2号線の建設が進み 、'99年に中央部分の中山公園と浦東地区が結ばれました。浦東国際空港には、2003年の秋に、地下鉄より一足先に浮上式のリニアモーターカーが乗り入れています。

 

地下鉄1号線と同じ赤のラインの100型 明珠線上海駅付近

地下鉄3号線は明珠線ともよばれ、国鉄線の敷地を利用した都市型高架鉄道で、地下鉄が経営していますが高架鉄道です。北部の江湾鎮から、国鉄と1号線に接続する上海駅、2号線に接続する中山公園を経て南西部の上海南へ、2000年末に開通しています。

車両は、いずれも片側5扉のロングシート車で、ドイツ製。1号線が赤のライン、2号線が緑のライン、
2002年末現在では明珠線は両方の車両が混用されていますが、いずれは専用車が投入されるとか。

地下鉄2号線と同じ緑のラインの200型 明珠線上海駅

上海では、引き続き複数の地下鉄路線が建設されており、2003年末には1号線の終点、華庄から先へ、小型の車両を使用した地下鉄5号線が開通したそうです。明珠線も、将来的には浦東方面への明珠2号線が建設されて、既存の路線とあわせて上海を一周する山手線になるとか。

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