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旅の車窓から

オーストラリア パース・ケアンズ

インド洋に面したパース・フリーマントルから、内陸のエアーズロックを経て、太平洋側のケアンズへ。  オーストラリア大陸横断の旅にご案内します。


オーストラリア出張

1997年の3月に、西オーストラリア州の州都パースの南にあるフリーマントルと、クイーンズランド州のリゾート地、日本でも有名なケアンズに、オーストラリア大陸を南西から北東へ斜めに横断するような出張の機会がありました。
コースは、成田パース−フリーマントル[2泊]−パース−エアーズロック(飛行機が空港におりただけ)−ケアンズ[2泊]−成田の わずか4泊5日です。

出張で行ったわけですから、自由な時間はほとんどなかったのですが、飛行機の中からエアーズロックが見えたのと、パース近郊の電車を見に行く機会とケアンズ近郊の列車に乗る機会がありましたのでご紹介します。

※ 3ページの末尾にそれぞれリンク先を設けました。詳しく知りたい方はご利用ください。


パース・フリーマントル

パースはオーストラリア南西部の都市、ウェスタン・オーストラリア州の州都で、インド洋にそそぐスワン川河口近くにあります。シドニーから来る大陸横断鉄道の終点であり、鉄道や道路が集中する オーストラリア西部の交通の要衝となっています。

パース国際空港着陸前の夕焼け スワン川がインド洋にそそぐところがフリーマントル

成田−パース間にはカンタスオーストラリア航空の直行便が週に3便あります。現在は、成田を夜に発ってパースに翌朝着くスケジュールですが、97年当時は成田を午前発で、私の乗った月曜日の便は途中ダーウィン立ち寄りました。機材はB767でしたが、シドニーやケアンズに比べると人の移動も少ないのか、帰りのケアンズ−成田便のB474が満席であったのに比べ、ずいぶんとすいていました。

パースからスワン川に沿ってフリーマントルに向かう車窓

パースの南、スワン川がインド洋にそそぐ加工にある港町、フリーマントルは英国調の美しい街です。早朝の散歩を兼ねて、ホテルからフリーマントル駅まで散策してみました。

早朝のフリーマントル市内 フリーマントル駅前のバスターミナル

 


西オーストラリア州営鉄道

パースとその南の港湾都市フリーマントル間には、西オーストラリア州営鉄道のステンレス車体2扉セミクロスシートの近郊電車が15分間隔で運行されています。残念ながら、出張で行ったためこの間の移動はクルマ。ちょっと乗ってみる時間の余裕はありませんでした。

早朝のフリーマントル駅にて 折り返し電車 自転車もOK? 女子高生はオーストラリアでも制服

電化区間はフリーマントルで終わりですが、線路はさらに南へ続いていました。線路はよく光っており、DL牽引の貨物列車が運転されているのかもしれません。