バルセロナのオールドトラム 2001 |
バルセロナはスペイン第2の都市、カタルーニャ州の州都。1992年にオリンピックが開かれて一躍有名になりました。
オレンジで有名なバレンシアから、フランスTGVの広軌在来線版“Euromed”で、オレンジ畑や地中海を眺めながら3時間、バルセロナサンツ駅の地下ホームに到着しました。
▲ バルセロナサンツ駅の地下ホームに着いた“ユーロメッド”
バルセロナといえば、もう100年以上も建築工事が続いている聖家族教会サグラダファミリアを筆頭に、偉大なる天才ガウディの建築物が有名です。
▲ 聖家族教会(サグラダファミリア)は
120年たった今日もまだ建築中
サンツ駅から地下鉄5号線で3つ目、ディアゴナル駅から地上へを出ると、交差点の角にガウディーの代表建築カサ・ミラが建っています。残念ながら、正面は改修工事中で覆いがかかっていました。
▲ ガウディの代表建築カサ・ミラ
私のバルセロナでの第一の目的はオールドトラム。市の中心、カタルーニャ広場から出るカタルーニャ公営鉄道U7線の終点、ティビダボから急な坂道をフニクラ(ケーブルカー)乗り場までむすんでいます。
▲ ティビダボのトラム乗り場は観光客でいっぱい
カサ・ミラの前でタクシーを拾ってティビダボまで来たら、トラム乗り場の歩道は夏休みの観光客でいっぱい。一度で乗れそうもありません。やむなくそのままトラムの終点のケーブルカー乗り場まで行ってもらいました。
▲ フニクラ(ケーブルカー)乗り場のオールドトラム
こちらは空いていました。地下鉄とバスに取って代わられるまで、バルセロナ市内を縦横に走っていたであろうと思われる木造の古い2軸の電車が、当時のまま大切に使われています。
▲ トラムの車内はクロスシート
ケーブルカーから降りてきた観光客が乗り込んできて満員になると発車。わずか数分ですが、ティビダボまでオールドトラムのミニトリップを楽しんできました。