“沙士(新型肺炎SARS)厳戒の北京駅”


2003年に中国で発生して世界に広まり、人々を震撼させた重症急性呼吸器症候群。新型肺炎SARS(中国語では沙士と書きます)は、2004年1月現在、再び広州で患者が発生しています。中国では、駅や空港など大勢の人々が集まるところでは、SARSに対する厳戒態勢がしかれています。

▲ 首都の玄関北京駅 2003/12/28

ここ、首都の玄関北京駅でも、入ってくる人をビデオカメラでとらえ、画像解析で自動的に額の位置を割り出し、瞬時に温度を測って表示する、体温の自動測定器を設置して監視を強めています。

▲ モニターに映る人の額に自動的に追随し温度を計測して表示

北京市内のバスやトロリーバス、地下鉄の車両は毎日消毒を行っているようで、窓に貼った消毒済みの記録の日付が日々更新されています。

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