“北京の地下鉄13号線に新車と自動改札機が登場”


2008年のオリンピック開催を前に、中国の首都北京は東京オリンピック前の東京都や、大阪万博前の大阪市のような建設ラッシュが続いています。

今まで、東西に走る1号線とロの字型に市内を一周する2号線の2本のみだった地下鉄も、2003年のはじめには2号線に2箇所で接続して逆U字型に郊外の高層団地等をむすぶ13号線が全通し、年末には1号線の東の延長部分が3号線(だったか4号線だったか忘れましたが)として開通しました。

他にも多くの路線(4〜12号線までつくるつもりなのでしょうかね)が建設工事中です。

2号線北京駅の改札 2003/12/27

北京の地下鉄運賃は、1号線と2号線は乗り換え自由で均一3元(約40円)。一旦改札を出て13号線に乗り継ぐときは5元、1号線の東の新規開通部分の乗り継ぎ含めるときは4元です。券売機はなく、切符は全て窓口で販売し、ホームへ降りる階段の入り口のボックス内には、女性の駅員が座って切符もぎをしています。一方、ホームから出るときはフリーパス。

▲ 12月31日から13号線で自動改札の使用開始を伝えるポスター
何故かWindowsの画面にそっくり

そんな地下鉄のホームには、2003年12月31日から13号線に自動改札機を導入するとのポスターが掲出されています。自動改札機のメーカは日本信号で、一気にJR東と同じ形状のICカード対応機の導入です。

▲ 出番を待つ13号線東直門駅の自動改札機

全線の大部分が地上区間の13号線では、当面は1号線と同じ車両で運行されていましたが、2004年を迎えるまでに、全車が冷暖房付きVVVFの新車に置き換わりました。車体は中国内の北京や長春でつくっていますが、主要な機器は日立等の日本製です。

▲ 冷暖房完備の北京地下鉄13号線のスマートな新型車 西直門駅

2008年のオリンピックまでに、北京市内の交通地図は大きく変わることでしょう。

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