“フランス国鉄 モンブラン・エクスプレス”


スイスとイタリアの国境に近いフランスアルプス山麓のシャモニーは、ヨーロッパ大陸最高峰のモンブランへの登山口として知られています。

観光客の多くはバスやマイカーでこの街を訪れますが、シャモニーにはSNCFフランス国鉄の軌間1mの狭軌のローカル線、コル・デ・モンテ線が通っていて、わずか2両編成の小型車、モンブランエクスプレスがやってきます。

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架線がないため車両はディーゼルカーのようにも見えますが、第三軌条で電化しているので電車です。国境を越えて乗り入れるスイス側の私鉄、マルティニ・シャトラール鉄道には架線集電の区間もあるため、シャモニーでは折りたたんでいますが屋根にはパンタグラフも乗っています。

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国鉄シャモニー駅の裏手には、私鉄のシャモニー・モンタンヴェール鉄道の始発駅があります。急勾配のため、2本のレールの真ん中にはシュトルプ式のラックレールが敷設されています。

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年季の入った大きさの異なる2両編成の電車に乗れば、メルードグラスの氷河を間近に望むモンタンヴェールまで運んでくれます。

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