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旅の車窓から

オーストリア ウイーン・ザルツブルグ編

オーストリア 芸術の都ウイーンからモーツアルトの生まれた街ザルツブルグへご案内します。


中央ヨーロッパオーストリアの旅

1997年の夏に7泊8日のパッケージツアーで、オーストリアからドイツへ行きました。まずは、オーストリア編から。

夏休みで混雑する羽田から、関空とミュンヘンで乗り継ぎ、ウイーンに降り立った時は、さすがに陽の長い夏のヨーロッパでも遅い夕暮れを迎えていました。

オーストリアはヨーロッパ中部に位置し、東西に長く、北はドイツとチェコ、東はスロバキアとハンガリー、南はスロベニアとイタリア、西はスイスに接し、面積は北海道と同じ8万平方キロ、人口は800万人余りの国です。

決して広くはない国土ですが、自然、歴史、建築、音楽、美術等々、旅行者にとってあらゆる分野の魅力があり、隣国のスイスと並んで治安もよいのんびりとした国です。言語はドイツ語ですが、街中では英語も通じます。

※ 4ページ目の末尾にそれぞれリンク先を設けました。
詳しく知りたい方はご利用ください。


首都ウイーンの中心部

オーストリアの東に位置する首都ウイーンはオーストリア最大の都市で、人口150万人余り。西にアルプス山麓、東にドナウ河谷平野が広がり、市内をドナウ川が流れています。

かつて旧市街を取り囲んでいた城壁の跡はリンク通り(英語のring環状)となり、その中心に位置するのが、高さ130mの塔を持つシュテファン大寺院。内部には創設者皇帝ルドルフ4世の像があります。

シュテファン大寺院からウイーン一の目抜き通り、ケルントナー通りを南へ、リンク通りに接するところに、国立オペラ座があります。ミラノ、パリと並ぶヨーロッパ三大オペラ劇場の一つで、内部はルネッサンス様式です。休演時には、時間を決めてガイドツアー(有料)が行われ、日本語の時間もあります。

       
市の中心にそびえるシュテファン大寺院         ウイーン市庁舎

オペラ座のすぐ裏手には、チョコレート菓子“ザッハトルテ”で有名なザッハホテルがあり、カフェテラスで手軽に味わうことができます。でも、日本人にはちょっと甘みが強いかも。

この他、リンク内にはかつてオーストリア帝国を治めたハプスブルク家が650年にわたって居住した王宮、国会議事堂市庁舎、ハプスブルク家が婚姻外交によりヨーロッパ各地から手に入れた膨大な美術品のコレクションがある美術史博物館など、ウイーンの見所が詰まっています。

リンク通りに面した国立オペラ座 オペラ座内部の日本語ガイドツアー