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ドイツ経済の中心フランクフルト

ドイツ中央、ライン支流のマイン川に面したフランクフルトは、中央ヨーロッパ最大の空港を持つ国際都市です。欧州中央銀行や国際見本市の町としても有名です。首都ベルリンがドイツの政治の中心とすると、フランクフルトは経済の中心です。

 
 
歴史的建造物に囲まれた広場 レーマーベルク   13世紀に建てられた大聖堂

DBフランクフルト中央駅から地下鉄又は市電ですぐのところにあるレーマー広場には、約500年にわたり市庁舎としてつかわれてきたゴシック建築の旧市庁舎をはじめ、さまざまな時代の中世建築がたちならんでいます。広場のすぐ後方にあるバルトロメウス大聖堂は、9世紀の教会があった場所に13世紀に建設されたもので、神聖ローマ帝国皇帝の選挙と、戴冠(たいかん)式もおこなわれてきました。

 


フランクフルトの市内交通

フランクフルトの市内交通の主力もやはり、Sバーン(市内電車)、Uバーン(地下鉄)とトラム(路面電車)です。ドイツ鉄道のフランクフルト中央駅は大きなドームを持つ行き止まり式の駅ですが、Sバーンだけはその地下を通り抜けていきます。

駅前のトラムのターミナルには、各方面からの系統が集まり、2車体連接の旧型車が1両のトレーラをひき、新しい3車体連接の全低床車が通ります。旧型車には、カラフルな広告車も多く見かけます。

旧型車の広告車 後ろのトレーラが標準色 新型の青い全低床車

Uバーンは、Sバーンより一回り小さな車両が運行され、7号線のように路面電車タイプの車両もあります。

4号線のUバーン 7号線のUバーンは路面電車タイプ