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旧市街の散策を終え、ミッテンヴァルト駅に戻ってきました。ミュンヘンに戻るローカル列車を待っていると、向かいのホームにインスブルク行きのローカル列車が入線。車両はボンバルディア製、オーストリア連邦鉄道 からドイツに乗り入れるタレントです。ここからミュンヘンへは2時間。国境を越えてインスブルクなら絶景のルートをたどって45分だそうで、次に訪れる機会があれば乗ってみたい路線です。バイエルンチケットは使え ないけど。
▲ オーストリア連邦鉄道の車両によるインスブルック行き
夕食に向かったのはミュンヘンの中心、マリエン広場に近いビアホールのホーフブロイハウス。広い店内とはいえ、金曜の夕食時のビアホールには客が溢れ、4人まとまって座れるスペースが見つかりません。
▲ 有名なビアホールに来てみたけれど
やむなく、代わりに近くで見つけたドイツ料理のレストランだったけど、ビールも料理も満足。
▲ 夕食はビアホール近くのドイツ料理のレストランで
この時期、ミュンヘンの日没は20時半頃。すっかり暗くなったマリエン広場では、市庁舎と聖母子像がライトアップ。
▲ 夜のミュンヘン市庁舎と聖母子像
バイエルンチケットはSバーンの他、Uバーンやトラム等にも有効だけど、旧市街をプラプラしてカールス門を抜け、歩いて中央駅横のホテルに戻ります。
▲ 旧市街の入り口カールス門
ドイツ3日目は、午後の列車でイタリアのボルツァーノに向かうため遠出はやめて、まずは中央駅前のトラム乗り場へ。
▲ ミュンヘン駅前のトラム乗り場
Sバーン、地下鉄、トラム、バスに共通で、2回乗ればもとがとれる市内中心ゾーンの1日券を券売機で買うつもり。
▲ トラム乗り場の券売機
何とこの券売機、言語に日本語が選べます。1日券の中に“グループ”があるのでタッチしてみると、同時に2人以上5人まで使え、5人なら1回乗ればもとがとれるお得な料金なので、4人だけど迷わずこれを選択。
▲ 何と券売機は日本語表示にも対応
ミュンヘンは4回目だけど、まだレジデンツを訪れていなかったので、トラムに乗って行ってみることに。マックス・ヨーゼフ広場横の州立歌劇場前で下車。
▲ もと王宮のレジデンツと広場に立つマックス・ヨーゼフ1世像
レジデンツは、バイエルン王国を統治していた“ヴィッテルスバッハ家”の王宮。14世紀後半にバイエルン公シュテファン3世によって建設が始まり、400年かけて増改築を繰り返してきた宮殿で、 現在の建物は第二次世界大戦で損傷を受けたあと修復したものだとか。
▲ レジデンツの入り口
宮殿はレジデンツ博物館として公開されてい て、数世紀にわたってり増改築を繰り替えしてきたため、ルネッサンス、バロックをはじめ様々な時代の部屋があり、外観は地味なもののパリのベルサイユ宮殿やウィーンのシェーンブルン宮殿に匹敵する豪華さ。また、 この日は土曜日だったけど入場客が少なく、ゆったりと見学できるのがいいですね。
▲ アンティックヴァリウム
レジデンツ博物館に入って、最初の部屋はアンティックヴァリウム。フレスコ画の丸天井で長さが60mを超える大ホール。壁面に並ぶ古代ローマ風の彫像は王のコレクションだとか。
▲ 周囲に古代ローマの彫像 天井はフレスコ画
インドやインドネシア、カンボジアをミックスしたような東南アジアのイメージのグロット宮殿は、無数の貝殻をはめ込んで繊細な模様を構成。
▲ 貝殻でできたグロット宮殿
以下、レジデンツ博物館の各部屋をご覧ください。豪華な金の装飾も。
▲ 壁面に大きなタペストリー
▲ 東洋の陶磁器のコレクション
▲ 陶器のストーブ
▲ ornate rooms
▲ ornate rooms
緑色の壁、鏡と絵画で構成した緑のギャラリー。
▲ 緑のギャラリー
▲ 金細工の壁
▲ 王のベッド
歴代ヴィッテルスバッハ家の一族の肖像画が並ぶ「祖先画ギャラリー」。数えてみると121枚も。
▲ 祖先画のギャラリー
10世紀からの王家の宝物が展示されている宝物館は別料金。割引になる博物館と宝物館のコンビチケットでこちらにも入場。宝石が散りばめられた王冠やネックレス、金細工などをご覧ください。
▲ バイエルン国王の王冠
▲ 聖ゲオルグの騎馬像
▲ ギーゼラ女王の十字架
▲ 皇帝ヘンリー2世の聖骨箱
▲ フランスの皇后マリールイーザの旅行セット
▲ 皇后の王冠
▲ 皇后のネックレス
レジデンツの見学を終え、マリエン広場へ。予想以上に時間を要して、時刻はもう正午。マリエン広場の観光客が見上げるのはミュンヘン市庁舎のからくり時計。
▲ ミュンヘン市庁舎