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時刻はもうすぐ21時。黄昏の運河に、観光客を乗せたゴンドラが行きかいます。
▲ 黄昏の運河
▲ ゴンドラが行く
大運河に沿った道をさらに先へ進むと、行き交う観光客の姿が少なくなってきます。
▲ 通りに果物屋の露店
▲ サン・レオナルド教会
▲ リオ・テラ・サン・レオナルド
▲ リオ・テラ・サン・レオナルド
▲ カンピエッロ・マッダレーナ
▲ 運河に面した出入り口
タブレットに表示した地図上のGPSを頼りに、いくつもの水路に架かる太鼓橋を渡っていくと、次々と広場に面して建つ教会が現れるものの、21時を過ぎ扉は固く閉じられています。
▲ 大運河に面した建物がライトアップ
▲ サン・フェリックス教会
▲ サンティ・アポストリ教会
▲ サン・ジョヴァンニ・クリソストモ教会
道を行く人が増え始め、賑わいが戻ってきたと思ったら、カナルグランデ(大運河)に出ました。そこに架かっているのは大運河をまたぐ橋の中で一番有名なリアルト橋。でも訪問時は、工事のため片面は幕で覆われていて、そこに橋の写真がプリントされているとはいえ、ちょっと残念な姿。
▲ カナルグランデ(大運河)に出た
▲ リアルト橋が工事中
対岸に渡れば建物に半分隠れるものの、橋の反対側はライトアップされた本来の姿を見ることができます。
▲ ライトアップされたリアルト橋
▲ サン・サルバドール教会
適当なところで折り返して帰るつもりでいたけど、ここまで来てしまったので、サンマルコ広場まで行ってみることに。
時刻はもうすぐ22時。サンマルコ寺院や時計塔をはじめ、広場を取り囲む建物はライトアップされ、まだまだ観光客でにぎわっています。
▲ サン・マルコ広場に到着
▲ サン・マルコ寺院
▲ ヴェネツィアのライオンがあるサン・マルコ時計塔
カナルグランデ(大運河)に面したサン・マルコ小広場に目を向けると、2本の石柱の上に建つヴェネツィアの守護聖人テオドロスの像と、同じく守護聖人聖マルコの象徴、翼のあるライオン像。今までこの組み合わせを、 スロバキアやクロアチアも含め、かつてヴェネツィア共和国の支配下にあった街で幾度となく見てきたけど、ここが本家本元。その背後には、鐘楼が夜空にそびえています。
▲ 聖テオドロスと有翼の獅子像
▲ サンマルコ広場の鐘楼
ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅からメストレへの最終列車は0時過ぎまであるものの、23時を過ぎると間隔が開きます。乗り遅れないように、サンマルコ広場を一回りして、余裕をもって駅に向かいます。なるべく直線に近い最短コースをと思って、リアルト橋を渡ってサンタ・ルチア駅前のスカルツィ橋を目指します。建物の壁に駅への道しるべが貼ってあるところもあるけど、迷路のような狭い路地ではGPSの電波が受からないこともしばしば。
広場に出てGPSが受信でき、今いる場所がわかると、あれ、方角が違うということも何度かあって焦ってきます。まだ開いている店舗や地元民らしき人に“スタチオーネ・サンタ・ルチア?”と尋ねながら、サンマルコ広場から30分歩いてやっと駅にたどり着きました。間に合ったトリエステ行きは、プッシュプルの客車列車。
▲ 最終の1本前の列車に間に合った
イタリア5日目は最終日。ヴェネツィアマルコポーロ空港から午後の便で帰国です。チェックアウト時にホテルのフロントに荷物を預け、遠出は危ないので、朝からこの旅で3度目のヴェネツィア本島へ。本島に渡る列車の車窓に、浅いベネツィアの潟を行く手漕ぎのゴンドラや、漁師でしょうか船外機船を停めて潟に入って何やら作業をする人の姿も。観光地とは別のヴェネツィアの一コマです。
▲ 潟を行く手漕ぎのゴンドラ
▲ 船外機船を停めて作業中
サンタルチア駅到着前の車窓に、巨大な2隻の豪華客船の姿。ヴェネツィアにとっては、クルーズ客は島には宿泊せずに混雑をもたらすだけで、あまり歓迎されていないのだとか。
▲ 豪華客船が入港中
サンタルチア駅前のカナルグランデにある水上バス(ヴァポレット)乗り場は行先別にわかれています。ICカードのチケットを買って、浮桟橋の入り口にある読み取り機にタッチ。
▲ サンタルチア駅前の運河に浮かぶ水上バス乗り場
▲ 水上バスの切符売り場
▲ 乗船前にICカード読み取り機にタッチ
カナルグランデを通ってサンマルコ広場に向かう朝の水上バスは超満員。船にこんなに詰め込んで、定員はどうなっているのかな。
▲ 大運河を行き交う水上バス
▲ 水上バスから見たサンタ・ルチア駅
▲ スカルツィ橋をくぐって大運河クルーズに
▲ 対向の水上バスも満員