サンタルチア駅前のカナル・グランデHOME 1/15page 2/15 3/15 4/15 5/15 6/15 7/15 8/15 9/15 10/15 11/15 12/15 13/15 14/15 15/15page
サンタルチア駅前のカナル・グランデヴェネツィア・サンタ・ルチアの駅前広場の向こうは、カナル・グランデ（大運河）。22年ぶりで懐かしいけど、前回巡ったサンマルコ広場やリアルト橋等の有名どころはまた後日。広場の横にヴァポレット（水上バス）乗り場があるけど、もう夕方が近くになりとれる 時間は2時間ほど。この日はサンタルチア駅から近いカナル・グランデの対岸、まだ足を踏み入れたことのないサン・ポーロ地区を散策することに。
▲ ヴェネツィア・サンタルチア駅前広場
▲ カナル・グランデ（大運河）
▲ ヴァポレットや小型船が行きかう
▲ ヴェネツィア・サンタルチア駅とヴァポレット乗り場
サン・ポーロ地区カナル・グランデに架かるスカルツィ橋を渡ると、観光客もいるけど地元の人々が圧倒的に多く、その生活を垣間見ることができ ます。観光客であふれる、サン・マルコ広場やリアルト橋とはまた別のヴェネツィア。
迷子にならないように、タブレットのGoogleMapに重ねたGPSを頼りに入り組んだ路地をさまようと、建物の隙間の狭いところでは複数の衛星が受信できなくなるためか、GPSが動かなくなることも。路地の奥の小さな広場まで来ると、地図上のGPSのマークがそこまでいきなりワープ。
▲ 路地の奥の小さな広場
▲ 運河を越える太鼓橋
▲ 建物の1階にトンネルも
路地に加えて縦横に張り巡らされた運河にも、ここまでは観光客を乗せたゴンドラは来ません。クルマが入れないヴェネツィア本島では、運河を行く船が代わりの役目を果たします。
▲ トラック代わりのクレーン船
サン・ポーロ地区の中心の小さな広場に面して建つサン・ロッコ（大信者会）とサン・ロッコ教会。豪華な大理石の16世紀の建築。
▲ サン・ロッコ大同信組合とサン・ロッコ教会
▲ サン・ロッコ教会の祭壇
▲ サン・ロッコ教会のパイプオルガン
その近くにに建つレンガ造りは、サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会。祭壇画の聖母被昇天が有名で、14世紀末に建てられた高さ70mの鐘楼は、サン・マルコ寺院に次ぐヴェネツィアで2番目だとか。
▲ サン・ロッコ大同信組合（右）とサンタ・マリア・
グロリォーサ・ディ・フラーリ教会（左）
▲ サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会の正面
▲ 聖母被昇天
▲ サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ教会堂の主祭壇
▲ サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ教会堂の内部
教会裏の小さな広場には、地元民相手の花屋さん。
▲ 教会裏の小さな広場に花屋さん 広場の真ん中に井戸がある
世界三大カーニバルの一つ、2月に開催されるヴェネツィアカーニバルの仮面を売る店も。
▲ お店に並ぶヴェネツィアの仮面
運河を渡り、路地をさまよう中で、偶然見つけたガイドブックにも載っていないサン・パンタロン教会。外観は見栄えがしないものの、入ってみると天井のフレスコ画がすごい。
▲ サン・パンタロン教会
▲ サン・パンタロン教会の祭壇
▲ 天井のフレスコ画
水路の幅の少し広い運河はヴェネツィアのメインストリートなのか、トラック代わりの船やタクシー代わりの小型ボートが盛んに行きかいます。
▲ この船はトラックの代わり
▲ 水路を様々な船が行く
▲ 街中は運河が網の目のように
▲ カナル・グランデにつながる水路
建物の窓に翻る洗濯物。ここは庶民の生活と世界遺産が共存するヴェネツィアの下町です。
▲ 広場のオープンカフェの向こうに洗濯物
▲ 路地の奥に立派な門
路地を抜けると広がる、庶民の憩いの小さな広場。どこの広場にも古井戸があるので調べてみると、海の上に建てたベネツィアの街では生活用水に地下水が使えないため、雨水をしみこませてろ過し、地下の貯水槽にためてたのだとか。今は本土から送水管が延びているのでしょう、古井戸は使われていないようです。
▲ 小さな広場のオープンカフェ ここにも井戸がある
▲ カンポ・サン・ティン やっぱり古井戸が
地図上のGPSを頼りに、細い路地をサンタ・ルチア駅に向かいます。途中にあるスコーラ・グランデ・サンジョヴァンニ・エヴァンジェリスタも、教会と同信組合の建物です。
▲ スコーラ・グランデ・サンジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ
▲ サンジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ
サンタ・ルチア駅前のカナル・グランデを渡るスカルツイ橋まで戻ってきました。観光地もいいけど、ヴェネツィアの生活が垣間見れて面白かった。
▲ 駅前のカナル・グランデを渡るスカルツイ橋
ヴェネツィア・メストレへ夕日が西に傾く中、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅からの帰りの列車も、プッシュプルの二階建て。
▲ メストレへの帰りもやっぱり二階建てプッシュプル
夕食はメストレ駅近くの地元のレストラン。大満足のイタリアン。
▲ メストレのレストランにて
▲ 大満足の夕食になった
