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シニョーリ広場の続きは、名前が変わってピアデ広場に。広場に面したサンタ・マリア・インフォーロ教会。柱や天井が縞々。
▲ ピアデ広場のサンタ・マリア・インフォーロ教会
▲ 縞模様の教会の内部
旧市街にあるパッラーディオが手がけた建築物を見に行くことに。マテオッティ広場の向こうに13世紀の城の門。隣の建物がオリンピコ劇場と思っていたけど、後で調べたらパッラーディオの劇場は門の中にあるらしい。
▲ マテオッティ広場からみた13世紀の城の門中庭にオリンピコ劇場
隣には16世紀半ば、パッラーディオ初期の傑作とされているキエリカーティ宮。1階にも2階にも白い大理石の柱が立ち並び、屋上には多数の彫像。
▲ キエリカーティ宮
ヴェネツィア調の優美な建物の間をぬって、狭い路地を散策しながら旧市街の出口、カステッロ門に戻ります。
▲ ヴィチェンツァ旧市街を散策
カスッテロ門から、一本道の突き当たりにはヴィチェンツァ駅。背後の丘の上の建物にズームアップすると、教会のよう。
▲ 通りの正面いヴィチェンツァ駅
▲ 後方の高台に建つ教会にズームイン
ヴィチェンツァ駅のホームの向こうに見える蒸気機関車。かつてこの地で活躍した保存機でしょうか。軸配置1Cの小型のテンダ機だけど、塗装が剥がれ赤さびた姿が痛々しい。
▲ ヴィチェンツァ駅の赤さびた蒸気機関車
青いローカル電車はシュタッドラー製のETR343型。4車体連接車で、低いホームからでも乗降が容易な、台車部分を除く部分低床車です。
ヴィチェンツァとヴェネツィアメストレの間には、一部に高速新線の区間があります。フレッチャロッサ(FR)やユーロシティー(EC)は高速新線経由で途中パドバに停まり所要32分。レッジョナーレベローチェ(RV 快速相当)も同様で所要34分でわずか2分の差。レッジョナーレ(R 普通)は在来線経由で各駅に停まり、所要1時間と3分。RVの運賃はRと同じでFRの1/3以下とお得です。
▲ ローカル電車
歩きすぎて疲れたので、帰りにスーパーで食料やビールを買ってきて、この日の夕食はホテルの部屋で。
▲ 夕食はスーパーで買い出しホテルの部屋で
イタリア4日目は、メストレ駅からローカル線で北西方向へ。4ヶ所の小さな街を巡ることに。まずは、この4ヶ所の中で唯一地○の歩き方に掲載されている、ブドウの蒸留酒グラッパと彩色陶器のグラッパ焼きで有名な、パッサーノ・デル・グラッパを目指します。 チケットの購入は、駅構内の券売機のタッチパネルを英語に切り替えカードで決済。
▲ イタリア鉄道の券売機
イタリア鉄道の高速列車、フレッチャの移動式のブースが出ているけど、今回のイタリアはローカル列車だけ。私鉄の高速列車、イタロの券売機も並んでいるけど、また次の機会に。
▲ フレッチャのブース
▲ イタロの券売機
発車案内で確認してホームへ。ヴェネツィア・メストレ駅からは5方面に路線が延びていて、さすがに列車本数が多い。
▲ メストレ駅の発車案内
留置線には、振り子式の高速列車フレッチャアルジェントが停車中。先頭部をよく見ると、車体の接合部分が斜めになっていて、コイルバネの台車の構造が複雑そう。
▲ 留置線のフレッチャアルジェント
▲ 先頭部と振り子式の台車
パッサーノ・デル・グラッパ行きの青いローカル電車は、シュタッドラー製のETR360型。低いホームからでも乗降が容易な部分低床車で、運転台後部の台車上は階段で上がり、連接台車の部分はスロープで超える構造。
▲ ETR360型ローカル電車
▲ 台車上以外は低床 車内はボックスシート
6車体連接車で、車内はボックスシートが主体、出入り口付近のロングシートは跳ね上げ式。高床部分の座席は見晴らしが良いですね。
▲ ロングシートは跳ね上げ式
行き先や次の停車駅は天井のLEDや出入り口付近の液晶パネルに表示され、わかりやすい。天井には一定間隔で監視カメラも。
▲ 行先や停車駅の案内
ヴェネツィア・メストレを発車すると車窓には長閑な風景が広がります。
▲ 車窓の花畑
側線にクレーンの付いた保線車両がいたカステロフランコ・ヴェネトは、 南北の路線と東西の路線が交差するところ。午後にここまで戻ってくることに。
▲ 側線に保線車両
電車は1時間と数分で終点のバッサーノ・デル・グラッパに到着。側線に運転室付きの客車列車が留置。
▲ バッサーノ・デル・グラッパ駅に到着
最近イタリアの駅でよく見かけるようになった、3色に色分けしたドーナツに透明ビニール袋をぶら下げただけの分別式のゴミ箱。それなりにおしゃれ。
▲ 電車の落書きと分別式のごみ箱
この駅で乗り継ぐと、ブレンネル峠を越えてイタリアとオーストリアを結ぶ幹線にトレントで接続するけど、ヴェネツィアからインスブルック方面の優等列車はヴェローナ経由で運行していて、この線はローカル列車だけ。
▲ 客車列車が留置中
駅を背に一本道を西に向かうと。14世紀に造られた城壁が見えてきます。壁に歩行者用の通路ができているけど、城門がないので後世に開けたのかもしれません。ここをくぐ れば、バッサーノ・デル・グラッパ旧市街。
▲ バッサーノ・デル・グラッパ駅舎と駅前通り
▲ 壁に旧市街の入口
▲ 旧市街から見た駅前通り