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リューベック駅に戻り、構内の売店で昼食にビールとサンドイッチを買って、ディーゼルカーのローカル列車に乗車。リューネブルクに向かいます。リューネブルクはハノーファーとハンブルクを結ぶ幹線上の街だけど、リューベックからハンブルクを経由せずに塩の道を通って直結するローカル線が便利。
▲ ローカル列車で昼食
ローカル列車は、リューベックから1時間20分ほどかけて、幹線と合流するリューネブルクに到着。今は人口7万人余りの小さな街。
▲ リューネブルク駅に到着したディーゼルカー
二階建ての駅舎には、DBとならんでマクドナルドの看板。
▲ リューネブルクの駅舎
駅から西へ数分歩くとイルメナウ川に架かる橋。川には古い木造船が浮かび、
▲ 川に浮かぶ小さな木造船
川岸には船に荷物を積みおろしした、古い木造のクレーン。製塩業で栄えたリューネブルクでは、塩を積んだ船がイルメナウ川を下ってリューベックに届け、バルト海でとれたニシンを積んで戻ってきたのだとか。最初のクレーンが設置されたのは14世紀で、現在あるのは18世紀末のクレーン。
▲ 古いクレーン
川沿いの煉瓦造りの建物は、かつてはニシンの倉庫だったらしい。
▲ 川沿いの建物
旧市街に建つ、船乗りの守護神を祀る聖ニコライ教会。
▲ 聖ニコライ教会
教会の表に回ってみました。煉瓦造りで正面中央に1本の尖塔。
▲ 聖ニコライ教会の正面
内部は星形の天井。
▲ 聖ニコライ教会の内部
マニュアルでデジカメの露出を絞れば、後陣のステンドグラスの色合いが鮮やかに。
▲ 後陣のステンドグラス
木彫りの主祭壇。中央には十字架にかけられたキリスト。
▲ 主祭壇
マルクト広場の中央にはルナの噴水。広場に面して建つリューネブルク市庁舎。増築を重ねた、中世やルネッサンス期のゴシックやバロック様式の建物は、戦災を免れて中世のままの姿を今に伝えています。
▲ リューネブルク市庁舎
マルクト広場に面して建つ、満開の藤が見事な煉瓦造りの建物は、ハインリッヒ・ハイネ・ハウス。ドイツの詩人、ハインリッヒ・ハイネの両親が一時期住んでいて、彼も良く訪れた家なのだとか。
▲ ハインリッヒ・ハイネ・ハウス
近くに、カラフルな正面玄関の歴史的な建物。“旧市庁舎の薬局”の文字があり、今も本物の薬局として営業しているらしい。
▲ 旧市庁舎薬局
旧市街の石畳の小道を抜け、
▲ 旧市街の街並み
塩商人達が建てた館が両側に建ち並ぶ、東西に細長いアム・サンデ広場へ。
▲ アム・サンデ広場
広場の突き当たりには、教会の尖塔。
▲ アム・サンデ広場
煉瓦造りに木製の出窓でしょうか。
▲ 木造のバルコニー
列車の時刻が迫ってきたので見学できなかったけど、聖ヨハネ教会はパイプオルガンで有名らしい。
▲ 聖ヨハネ教会
再びイルメナウ川を渡って駅に戻ります。この建物は、川の流れを動力に使った14世紀の製粉所らしい。
▲ 14世紀の製粉所
リューネブルクからハンブルクへは、DBのローカル輸送を担当するメトロノームの列車。クリームと青に塗り分けた機関車と二階建て客車のプッシュプルで、もちろんDBの一日券で乗車可能。
▲ ハンブルク中央駅のメトロノームの列車
駅前のホテルに預けていた荷物をピックアップして、ロストック行きのREでシュヴェリーンに向かいます。後押しする電気機関車は異なるが、DBの赤と白の二階建て客車は先ほどのメトロノームと同じ車両。
▲ 右がロストク行きRE
ハンブルクから1時間20分ほどでシュヴェリーン中央駅に到着。このコースは2015年のゴールデンウイークにも乗ったけど、DBの長期ストライキに遭遇してスケジュールがグチャグチャになり、途中下車を諦めてそのまま通過してしまった街。今回あらためて訪問するにあたって、ここで宿泊することに。
▲ シュヴェリーンに到着
側線には5車体連節のローカル電車。
▲ 側線のローカル電車
向かいのホームには、ローカル輸送を担当するODEGのオール二階建て電車。
▲ ODEGの二階建て電車
煉瓦造りのシュヴェリーン中央駅の駅舎。
▲ シュヴェリーン中央駅
駅前広場の横にDBか経営するインターシティーホテル。ここに泊まります。
▲ 駅横のインターシティーホテル
駅前の通りを行くトラム。シュヴェリーンは旧東ドイツに属した街だけど、列車もトラムもドイツ統合以後に導入した車両で、旧共産圏の車両は見かけることはありませんでした。
▲ 駅前にはトラム