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渡船でバート・シャンダウ駅へ

バート・シャンダウの街から、エルベ川の対岸の駅に向かう渡船乗り場に戻ってきました。川の向こう岸を、二階建て客車のSバーンが通過。

▲ エルベ川の対岸を行くSバーン

長い貨車を引き連れて、ドレスデン方面に向かう貨物列車。チェコから国境を越えてきたのでしょう。線路の手前側の木が邪魔。

▲ エルベ川の対岸を行く貨物列車

その後を追うように、ブダペスト西から来たハンブルク・アルトナ行きのユーロシティーが駆け抜けます。チェコの電気機関車の次位にドイツの客車、その後ろにハンガリーの客車が続く、この日の午前中にベルリンからドレスデンまで乗車したECと同じ編成。

▲ エルベ川の対岸を行くユーロシティー

乗船したとき、船長にドレスデン駅で買ったバート・シャンダウを含む区間の1日券を見せて聞いたら、これで渡船にも乗れるとのこと。キルニッツ渓谷鉄道では車掌さんから往復券を買ったけど、確認すればよかった。この1日券の対象範囲には含まれないと思われますが。

渡船は川の流れに逆らう上流に向けで停船しているので、街の桟橋から離岸後に川の中でUターンして川下へ。川の流れに乗ると船の航行速度が速い。駅前の桟橋を通り過ぎた先でもう一度Uターンしてから着岸。

▲ 駅前の船着き場

バート・シャンダウ駅の向かい側のホームには国境を越えてチェコに乗り入れる、ディーゼルカーの国際ローカル列車が発車待ち。

▲ チェコに向かうローカル列車

発車して行くデジロのローカル列車と入れ違いに、S1系統のドレスデン経由マイセン方面行きSバーンが、二階建ての制御客車を先頭に入線。

▲ バート・シャンダウを発車するローカル列車と入線するSバーン

 

クーアオルト・ラーテンで途中下車

大きく蛇行するエルベ川に沿ってSバーンで1駅。次のクーアオルト・ラーテンで途中下車。この付近一帯はザクセン地方のスイスと呼ばれる国立公園で、ラーテンの村には温泉が湧き出て、ドイツ語のクーアオルト Kurort は英語の spa や health resort の意味らしい。

146型電気機関車の後押しで、クーアオルト・ラーテンを発車して行くSバーン。

▲ クーアオルト・ラーテンを発車して行くSバーン

駅前のエルベ川には浮き桟橋。すぐ目の前のわずかな距離だけど、橋をかけずに対岸とは渡船で連絡。

▲ クーアオルト・ラーテン駅前の川に浮き桟橋と渡船

エルベ川の対岸にそびえる岩山。私は1駅先のキルニッツ渓谷鉄道行きを選んだが、同行者は桟橋からハイキングコースを1時間で絶景を見下ろす頂上に立ったとか。

▲ ザクセンスイスの岩山

アップすると岩の上に人影のようなものが見えるけど、拡大してみると何かの標識らしい。30分後の次のSバーンでドレスデンに戻るため、渡船には乗らずにUターン。

▲ 人影のようなものが見えるけど

駅に戻ってきました。踏切の横の建物が駅舎。

 

▲ クーアオルト・ラーテン駅

駅前から見上げる岩山に見える建物は、レストランのようで、地図で見るとこの近くの駐車場まで、クルマで上る道もあるらしい。

▲ 岩山の上のレストラン

ドレスデンを通りマイセン方面へ行くSバーンが入線。自転車も乗ってくる。

▲ 自転車をもってSバーンに乗る乗客

車体に自転車マークを描いた二階建て客車の一階席の一部は、跳ね上げ式のロングシートで自転車兼用席。

▲ Sバーンに乗る自転車

二階席のクロスシートは回転できない。

▲ Sバーンの二階席


旧市街で夕食

夕食は旧市街のレストランへ。駅前のホテルから歩いても行ける距離だけど、1日券があるのでトラムで往復。

▲ ドレスデン中央駅前のトラム

ドイツ料理にも飽きたので、イタリア料理店へ。

▲ ドイツのイタリア料理店でチェコビール

ビールはドイツ、それともイタリア? 後で調べたら、RUBIN はチェコの銘柄らしい。

▲ 夕食はドレスデン旧市街でイタリアン

食事を終えて時刻は21時前。アルターマルクト広場にある聖十字架教会。

▲ ドレスデン旧市街 聖十字架教会

続いて、夕暮れのノイマルクト広場を散策。

▲ ノイマルクト広場

広場に面して建つフラウエン教会。第二次世界大戦で破壊された瓦礫を集め、東西ドイツ統合後に再建された、世界最大のジグソーパズル。

▲ フラウエン教会

歴史的な建物を使用して、広場に面して建つドレスデン交通博物館。前回のドレスデン訪問時の見学記は、こちらから

▲ ドレスデン交通博物館