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オストクロイツで乗り換えたSバーンで、アレクサンダー広場まで戻ってきました。駅前を行き交うトラムはボンバルディアの低床連節車に統一されたらしく、前回2014年に乗った東ドイツ時代からのチェコスロバキア製、冷房無しで高床のタトラカーは、もう引退したのか見かけませんでした。
▲ アレクサアンダー広場駅前
広場の周辺をウロウロ。真ん中に塔のあるアルテス・シュタットハウスは、ベルリン旧市庁舎。
▲ アルテス・シュタットハウス
メーデーの行事なのか、今朝は何もなかったアレクサンダー広場に多くの仮設の店舗。12月になると、この店がそのままクリスマスマーケットになって並ぶのかも。
▲ 広場に並ぶ仮設の店舗
ベルリン名物カレーヴルスト(焼きソーセージを刻みケチャップとカレー粉で味付け)やドネルケバブなどをテイクアウトしてホテルの部屋に戻り、
▲ 宿泊したホテル
ビールとともに簡単な夕食に。
▲ カレーヴルスト
5月初めのベルリンの日没は20時半過ぎ。太陽は西に傾いてきたけど、まだまだ明るいアレクサンダー広場。今朝買った、ベル新市内の交通機関に使える1日券がまだ有効なので、ツォー駅行き100系統の二階建てバスに乗って、
▲ 20時半で夕刻の雰囲気
下車したのがドイツ連邦議会議事堂の前。
▲ ドイツ連邦議会議事堂
第二次世界大戦で、先にベルリンを占領したソ連が主要部を押さえてしまったので、中心部の主な施設はほとんどが旧東ベルリン側に所属。19世紀末に完成したドイツ帝国議会議事堂だけは、ベルリンの壁のすぐ西側。でも、西ドイツの首都はボンだったので、ここがドイツ連邦議会議事堂として整備されたのは、東西統一から10年後の1999年。第二次世界大戦で焼け落ちて無くなっていた中央部の円蓋屋根は、中が透けて見えるガラス製で再建。
▲ ドイツ連邦議会議事堂
ドイツ連邦議会議事堂からベルリンの象徴ブランデンブルク門までは、わずか200mほど。門の場所は旧東ベルリンだったので、その間に西ベルリンの周囲155kmを取り囲んでいたベルリンの壁があり、門をくぐれるようになったのは壁の崩壊後。
▲ ブランデンブルク門
ブランデンブルク門の前はクルマが入れないよう、車道に屈強な二重のガード。前回の訪問時にはなかったので、クルマで突っ込むテロ対策でしょう。
▲ 車道の車止め
ブランデンブルク門から東に延びる大通りは、ウンター・デン・リンデン。その名のとおり、街路樹が菩提樹の通りをアレクサンダー広場に向けて戻ります。
通りの南側に、石畳のへーベル広場。北側には名門校フンボルト大学の本館。
▲ へーベル広場から見たフンボルト大学
へーベル広場に面して建つフンボルト大学法学部は、旧王立図書館。
▲ フンボルト大学法学部
広場の向かい側は、オペラハウスのベルリン国立歌劇場。
▲ 国立歌劇場
その隣。屋根に十字架が乗るのは、聖ヘドウィッヒ聖堂。
▲ 聖ヘドウィッヒ聖堂
ウンター・デン・リンデンに戻り、アレクサンダー広場に向けてシュロス橋を渡ると、そこはシュプレー川の中州の博物館島。ライトアップに浮かび上がるのは、ベルリン大聖堂。
▲ ベルリン大聖堂
その横には、列柱の内部がライトアップされた旧博物館。この島には5箇所の博物館があるのだとか。
▲ 旧博物館
二手に分かれたシュプレー川を、もう一度渡ると、DDR(東ドイツ)博物館。
▲ DDR(東ドイツ)博物館
そのすぐ先には、聖マリエン教会とテレビ塔。アレクサンダー広場の近くまで戻ってきました。
▲ 聖マリエン教会とテレビ塔
1時間コースで一周して、空にはまだ薄明かりが残る21時半。ちょうど目の前にトラムの停留所があったので、交差点を曲がってきた電車に乗ってみたら、
▲ 適当な系統に乗ってみるた
すぐに終点の Hackescher Markt に着いて降ろされてしまった。ここはY字型の交差点になっていいて、続いて来たトラムに乗車。
▲ 別の系統に乗ってみる
いずれもボンバルディア製の7車体連節全低床車。車内には自動券売機もあります。
▲ トラムの車内に券売機
GoogleMap を見ていると、フリードリッヒ通り駅前に停まったので、ここで降りてSバーンに乗り換え、すっかり暗くなったアレクサンダー広場駅に戻ってきました。
▲ アレクサンダー広場駅
駅前のトラム乗り場と地下鉄Uバーンの入口。
▲ トラム乗り場とUバーンの入り口
この時間になると、駅前を快走するトラムも空いています。
▲ 駅前を行くトラム
ライトアップされたマリエン教会の向こうに、ベルリン大聖堂のドーム。
▲ マリエン教会とベルリン大聖堂
漆黒の空にそびえるテレビ塔。
▲ テレビ塔
ライトアップの赤の市庁舎を見て、ホテルに戻ります。
▲ 赤の市庁舎