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リューゲン狭軌鉄道の標準軌路線

到着したプトブスLB駅のホームの向かい側の線路幅は標準軌。そこに停車していたのは、わずか1両のディーゼルカー。

▲ 乗り換えの標準軌のディーゼルカー

狭軌と標準軌で車両の大きさは違うけど、8両編成の列車から下車した乗客全員が1両におさまるのかと心配したけど、皆さん何処へ行くのか、すぐに接続する1両のディーゼルカーへの乗り換え客はわずか数名。

▲ プトブスLBで乗り換え

プトブスLBは、リューゲン狭軌鉄道の拠点駅。留置されている車両や、機関区も見て回りたかったが、1時間後にある次の列車の場合は、シュトラールズント駅でベルリン方面の接続時間がわずか。ホテルに荷物を取りに戻っていると乗り遅れる可能性が高いので、プトブスLB下車は諦め、そのまま接続列車に乗り継ぐことに。

▲ 車窓の工事用車両

DBとの接続駅、ベルゲン・アウフ・リューゲン行きのディーゼルカーが発車すると、狭軌路線の工事用車両や貨車、客車等が車窓を横切ります。

▲ 留置中の2軸客車とボギー貨車

貨車を改造したらしい、手作り感溢れる3軸のラッセル車の姿も。車体に積み込まれているのは、重りでしょうか。

▲ 向こうはラッセル車らしい

このディーゼルカーの車内、台車の部分を除き、車体の中央部は低床になっています。エンジンは、もう一段高くなった運転席の下に収納しているのでしょう。

▲ ディーゼルカーも部分低床車

運転席からの前面展望。ビンツLBとベルゲン・アウフ・リューゲン間の非電化の標準軌路線を運行しているのは、車体の表記からみてリューゲン狭軌鉄道RBBの車両。線路の所有はドイツ鉄道DBか、あるいはRBBか。いずれにせよ、この区間の切符は買っていないけど、検札に来なかったのでDBの1日券の有効区間に含まれるか否かはわからないまま。

▲ 運転席からの視界

わずか7分で、ベルゲン・アウフ・リューゲンに到着。

▲ ベルゲン・アウフ・リューゲンに到着


DBでシュトラールズント乗り換えのベルリンへ

シュトラールズント経由ロストク中央駅行き、DBの快速REに乗り継ぎます。

▲ シュトラールズント方面のRE

列車がリューゲン島から本土へに渡る橋の上から、車窓にはシュトラールズント旧市街の聖ニコライ教会と聖ヤコビ教会の姿。

▲ シュトラールズント旧市街

教会の右側、海岸に建つ白い建物は、水族館と海の博物館を兼ねたオツェアノイム。

▲ 聖ペトリ教会とオツェアノイム

この海峡の橋は中間の小島をはさんで2個所に分かれていて、短い方のシュトラールズント側の鉄道と道路併用橋は、船を通すために開閉する構造に。後からできたもう一本の道路橋は、開閉せずに済むように高い位置に架けられています。

▲ 開閉式の鉄橋

シュトラールズント駅で一旦下車。駅前のホテルに預けていた荷物をピックアップして、ベルリン方面のREに乗り換えます。二階席からの車窓には、菜の花畑に建つ発電風車。

▲ 車窓の風車と菜の花畑


首都ベルリン中央駅に到着

シュトラールズントから3時間余りで、REはベルリン中央駅に到着。先頭まで行ってみたら、牽引機は助手側の窓に行き先表示器のある112型電気機関車。

▲ ベルリン中央駅に到着

隣のホームにも、同じ電気機関車と二階建て客車プッシュプルのRE。

▲ 地下ホームに並ぶ列車

ベルリン中央駅は、構内で地下ホームと高架ホームの路線が直角に交差する構造。Sバーンに乗り換えるため、高架ホームへ。向こう側の普通や快速電車は架線集電、手前のSバーンは第三軌条集電。

▲ 高架ホームの列車

 

ベルリン・アレクサンダー広場

旧東ベルリンの中心、アレクサンダー広場へ。駅前の高層ホテルにチェックイン。

▲ アレクサンダー広場のホテルの部屋から

ホテルの窓からは、芝生軌道を行くベルリン市電の低床連節車や、

▲ 芝生軌道のトラム

LCCのバス版で、国際路線に成長著しいフリックスバスの姿も。

▲ LCCのバス版のフリックスバス

広場にあるレストランで夕食に。

▲ アレスサンダー広場のレストランで夕食

食後の散歩に、聖マリエン教会。

▲ 聖マリエン教会

壁面は足場が組まれて工事中。

▲ 工事の足場がシートで覆われている

赤のベルリン市庁舎。20時を過ぎて、陽が西に傾いてきた。

▲ 赤の市庁舎

東ベルリン時代からのシンボル、アレクサンダー広場に建つテレビ塔。

▲ テレビ塔