シュヴェリーン駅前のトラムHOME page1 p2 p3 p4 p5 p6 p7 p8 p9 p10 p11 p12 p13 p14 p15 p16 p17 p18 p19 p20 p21 p22 p23 p24 p25 page26
シュヴェリーン駅前のトラムドイツ3日目は、シュヴェリーンを観光後にシュトラールズントに向かいます。その前に朝の散歩へ。インターシティーホテルの玄関を出ると、シュヴェリーン中央駅前広場。
▲ シュヴェリーン中央駅と駅前広場
駅前をトラムが通っているのは前日に確認済み。電車通りを歩いてみることに。
▲ 中央駅前のトラム
ここはドイツ統一までは旧東ドイツだった街。旧共産圏の標準型路面電車、チェコスロバキアのタトラカーに出会えるかなと思っていたけど、朝のラッシュ時に次々とやってくる電車は、ボンバルディアのフレキシティー・クラシックだけ。
▲ 車両はボンバルディアのフレキシティ・クラシック
3車体連節で、前後の動力台車部分を除く部分低床車で、運転席横のドアのみステップ付き。全車このタイプに入れ替わったようです。あとで調べてみると、タトラT3Dと戦前の2軸車が動態保存されているが、トラム博物館はないらしい。
▲ 駅前通りのトラム
道幅の狭い、駅前の電車通りの車道部分は、トラムの線路敷きだけ。屋根のある停留所はバスと兼用で、歩道から直接乗り降りする構造。
▲ トラムとバスの停留所
電車通りから尖塔が見えたので、横道に入ってみると赤煉瓦の聖ポール教会。朝の散歩はここで折り返し、ホテルに戻ります。
▲ プロテスタントの聖ポール教会
マルクト広場と大聖堂ホテルをチェックアウトし、荷物をフロントに預けてシュヴェリーンの市内観光へ。電車通りと並行する1本先の通りは、プファッフェン池に沿った道。池の中から噴水が上がり、その向こうに高くそびえるのは大聖堂。
▲ プファッフェン池の向こうに大聖堂
シュヴェリーンは、メクレンブルク=フィアボルン州の州都とはいえ、人口10万人に満たない小さな街。この駅に近いプファッフェン池をはじめ、11もの湖や池に囲まれた水の都。
池の対岸に立ち並ぶ優美な建物。地図で見ると、メクレンブルク州立劇場-E-Werkとなっている。
▲ メクレンブルク州立劇場-E-Werk
こちらの建物は、地図の表記を日本語に機械翻訳すると、中小企業のための応用科学大学シュヴェリーンキャンパス。
▲ 大学らしい
池に沿った道から見上げる、先ほどの散歩で行った聖ポール教会。19世紀半ばに、ネオゴシック様式で建てられたのだとか。
▲ 聖ポール教会
プファッフェン池に住むドラゴン？
▲ 何だこのドラゴンは
ドラゴンから先が旧市街。メインストリートを通ってマルクト広場に向かいます。
▲ 旧市街のメインストリート
旧市街の古い木組みの家。ずいぶん歪んでいるけど、戦災を受けていない古い建物でしょう。
▲ 木組みの家
旧市街の中心、マルクト広場まで来ました。広場に面して列柱が並ぶ白い建物は、18世紀の常設市場ノイエハウス。今は柱の間にカフェのテーブルが並んでいます。
▲ マルクト広場のノイエハウス
その隣には、ドイツ国旗をはじめとする3本の旗が掲げられ、屋根の中央部分に小さな金ピカの騎馬像を乗せた市庁舎。
▲ シュヴェリーン市庁舎
パステルカラーの建物で囲まれたマルクト広場の一角にあるバス停では、観光バスでしょうか、ちょっと変わった連結バスが停車中。
▲ 連結バス
広場に立つライオン像。調べてみると、12世紀にシュヴェリーンを統治していたザクセン公ハインリヒ3世（獅子王）を表す記念碑で、1995年に立てた新しいもの。
▲ 広場のライオン記念碑
ノイエハウスの背後にそびえる煉瓦造りのゴシック建築は、12世紀の後半に建設が始まり、15世紀に完成したプロテスタントの大聖堂。19世紀末の増築で追加された118mの塔は、メクレンブルク=フィアボルン州一の高さを誇るのだとか。
▲ 広場に面したノイエスハウスの向こうに大聖堂
大聖堂の内部。中央にある勝利の十字架は15世紀のもので、ヴィスマールのマリエン教会にあったものを20世紀末に移設。
▲ 大聖堂の内部
ゴシック様式の有翼祭壇は木と石で構成され、中央のキリスト像のある部分は、15世紀の砂岩の彫刻だとか。
▲ 祭壇
後陣部分の祭壇は、19世紀のものらしい。
▲ 後陣
プロテスタントの大聖堂にしては、綺麗なステンドグラスが入っています。
▲ ステンドグラス
尖塔へ上るにはここから入り、
▲ ここから塔内へ
すれ違いもできない、狭い窮屈な螺旋階段を上がります。
▲ 螺旋階段を上る
鐘があるところからさらに上へ。
▲ 鐘楼
息を切らして登りつめた先に、息をのむ絶景が広がります。北側にはホテルから歩いてくる途中にあったプファッフェン池。
▲ 北側にプファッフェン池
北西には聖ポール教会。その手前の大きな建物は、メクレンブルク=フィアボルン州内務省。
▲ 北西に聖ポール教会と内務省
北北西に目をやると、白いインターシティーホテルのかげに半分隠れた、シュヴェリーン中央駅舎。
▲ インターシティーホテルと中央駅
北東から南東方向に広がるシュヴェリーン湖の水面。
▲ 北東方向
南東方向には、眼下にマルクト広場。先には湖畔のシュヴェリーン城。
▲ 南東にはシュヴェリーン城
小さな島に建つシュヴェリーン城にズームアップ。
▲ シュヴェリーン城にズームアップ
