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ダルムシュタット・クラニッヒシュタイン鉄道博物館

トラムの終点から先に進むと踏切があり、何本もの線路の向こうに車両が並んでいるところが目的地の鉄道博物館らしい。

▲ 踏切の向こうに車両が並んでいる

踏切を渡り終えた後に警報機が鳴って、ヘッセン州営鉄道 HLB のローカル列車が通過。

▲ ヘッセン州鉄道のローカル列車

踏切から先の、線路と並行するこんな道を行くと、

▲ 線路沿いの道

鉄道博物館の看板が出ていて、

▲ 鉄道博物館の入り口

蒸気機関車のボイラがお出迎え。この博物館は、もと機関区の扇形庫やターンテーブル等の施設を引き継ぎ、200両以上の鉄道車両を保有。ボランティアベースの運営のため、開館するのは4月から9月までの半年間の日曜と祝日のみ。この日は5月5日の日曜日。

▲ 蒸気機関車のボイラ

事務棟にある窓口で入場券を買って、言語別のガイドツアーに参加して見学。ドイツ語は大勢いるけど、英語はほんの数名だけ。

▲ ガイドツアーで見学

機関庫の中には大型の蒸気機関車から、

▲ 扇形庫内の蒸気機関車

小型のディーゼル入れ替え機まで。

▲ 小さなディーゼル機関車も

クラシックな豚の鼻のレイルバスは動態保存車。両運転台で、エンジンを収めたボンネット前後に突き出ている。

▲ ボンネット型のレールバス

かつては時速200kmでTEEを牽引した、DBを代表する電気機関車だった103型は、架線のないところに置かれて静態保存らしい。

▲ 103型電気機関車

一方、これより古いと思われる141型電気機関車は、オープンデッキの2軸の客車を連結して架線の下で待機中。動態保存らしく、こんな楽しい列車が運行されることがあれば、乗ってみたいですね。

▲ 141型電気機関車の編成

博物館らしく、ラックレールの登山用蒸気機関車の足回りとメカニズムの解説も。

▲ ラックレールのシステム

タンク式蒸気機関車184号には火が入っていて、別料金でキャブに見学者を乗せて構内の線路を往復。

タンク式蒸気機関車にキャブに対健常者

ダルムシュタット・クライニッヒシュタイン鉄道博物館は、こちらで詳しく紹介しています

 

ダルムシュタット・クラニッヒシュタイン駅

博物館の見学を終え、帰りはまた踏切まで大きく迂回して、博物館の向かい側にあるDBのダルムシュタット・クライニッヒシュタイン駅へ。

▲ ホームの向かいは鉄道博物館

ホームから見る線路の向こうを、見学者を乗せた蒸気機関車が行ったり来たり。

▲ 博物館の蒸気機関車が稼働中

ダルムシュタット中央駅行き、HLB のローカル列車が入線。

▲ ダルムシュタット中央行きの列車が入線

4車体連接の電車で、前後の動力台車と連節面の台車の上以外は低床構造。天井には監視カメラも。

▲ 動力台車と連接部以外は低床

うち1両には、ドア横の低床部分に車いす対応のトイレも設置。

▲ 車いす対応トイレも


ダルムシュタット中央駅からフランクフルト中央駅へ

ダルムシュタット中央駅で乗り換え。向こうのホームに先発のインターシティーが入線してきたけど、この1日券では乗れません。

▲ インターシティーが入線

ここからフランクフルト中央駅へは、今朝と同じ二階建てのローカル電車で。

▲ オール二階建て電車

階段で二階席へ。2等の車内は一方向2人がけと4人のボックス席の組み合わせだけど、シートピッチと窓割が一致せず。

▲ 窓割とシートピッチが合わない二階席

連結面や片側の運転室後部には機器室も。

▲ 連結部に機器室

終点のフランクフルト中央駅に到着。

▲ フランクフルト中央駅に到着


フランクフルトのリンゴ酒電車

駅前に発着するトラムは、左の古い型式が全低床車。右の新しい方は部分低床連節車。

▲ 中央駅前のトラム乗り場

 

まだ空港に向かうには早いので、フランクフルトのトラムで週末に運転しているリンゴ酒電車、Ebbelwei -Expreß でも見に地下鉄Uバーンで始発になっている動物園前 zoo へ。一般のトラムは動物園前の交差点を右折していくが、

▲ 動物園前のトラム

ここが終点となって折り返すリンゴ酒電車は、そのまま直進してループ線へ。

▲ リンゴ酒電車が到着

専用の赤い2軸の電動車が付随車を牽引して、吊りかけ音も高らかに広場をぐるっと一周して向きを変え、

▲ ループ線で方向転換

乗客の待つ動物園前の停留所へ。

▲ 動物園前の乗り場へ

発車後の車内では、プレッツェルをつまみに、リンゴ酒を飲みながらフランクフルト市内を優雅にめぐります。2011年に乗ったときのコースは、動物園前からフランクフルト中央駅方面に向かい、メッセで折り返してフランクフルト南駅を通り、1時間ほどで動物園前に戻ってきました。この間、各停留所では乗り降り可能。

▲ 市内一周に向けて発車していくリンゴ酒電車

2011年にリンゴ酒電車に乗車した時の様子は、こちらで詳しく紹介しています

 

レーマーからフランクフルト中央駅

まだ時間があるので、動物園前からトラムに乗ってレーマー広場へ。

▲ レーマー広場の背後に高層ビル

▲ 広場の中央に正義の噴水

▲ 背後に大聖堂の尖塔

レーマー広場からトラムでフランクフルト中央駅へ。おでこに掲げたリンゴの色が異なる、別のリンゴ酒電車の編成がやってきた。

▲ リンゴ酒電車がやってきた

明日は10連休の最終日。フランクフルト中央駅で時間調整。前後の先頭車が電気機関車の初代ICE1や、

▲ 機関車方式のICE1

営業最高速度320km/hの電車方式のICE3、

▲ 電車のICE3

振り子式のICE-Tや、

▲ 振り子式のICE-T

電気機関車のプッシュプルのICEなど、DBを代表する列車に別れを告げ、地下ホームからSバーンで帰国便の出るフランクフルト空港に向かいます。

▲ 機関車プッシュプルのIC


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